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皮膚科Q&A
第17回:アテローム(粉瘤)
2008年10月23日改訂

 アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマ)とは、一般的に“しぼうのかたまり”と呼ばれることがありますが、実は本当の脂肪の塊ではありません。皮膚の下に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称です。ですから、本当に脂肪細胞が増殖してできた良性腫瘍の脂肪腫とは全く異なるものです。アテロームは皮膚腫瘍としてわれわれ皮膚科医が最も診察する機会の多いものです。良性の腫瘍ですが、ときに化膿して真っ赤に腫れ上がったりすることがありますし、似て非なる腫瘍もたくさんありますので、このQ&Aを読んでアテロームについての正しい知識を身につけて下さい。しかし、皮膚腫瘍の自己診断は非常に危険です。皮膚科専門医の診察を受けていない方は、是非専門医に診断、治療について相談してみて下さい。

川端皮膚科クリニック
医学博士 川端 康浩

questions

Q1
アテロームとはどんなものですか?
Q2
アテロームにはどんな種類がありますか?
Q3
脂肪腫とは違うのですか?悪性化することはないのですか?

Q4
化膿することがあると聞きましたが?
Q5
毛のない足の裏や手のひらにもできますか?
Q6
ひとつしかできないのですか?それともたくさんできることがありますか?

Q7
よく似た皮膚腫瘍で注意したほうがよいものはありますか?
Q8
治療はどうしますか?
Q9
へそ抜き法(くり抜き法)について詳しく教えて下さい。

Q10
眼のまわりに白いぶつぶつができて、これも“しぼうのかたまり”の一種だといわれました。これは何ですか?

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