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皮膚科Q&A
第27回:掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

 掌蹠膿疱症はウミが溜まった膿疱と呼ばれる皮疹が手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に数多くみられる病気で、周期的に良くなったり、悪くなったりを繰り返します。ときに、足と手のほかにスネや膝にも皮疹が出ることがあります。皮疹は小さな水ぶくれ(水疱)が生じ、次第に膿疱に変化します。その後、かさぶた(痂皮)となり、角層(皮膚の最表層にある薄い層)がはげ落ちます。後にこれらの皮疹が混じった状態になります。出始めに、よくかゆくなります。また、鎖骨や胸の中央(胸鎖肋関節症)やその他の関節が痛くなることがあります。足の皮疹は水虫によく似ていますので、診断をはっきりさせるために皮膚表面の角層を一部取り、顕微鏡で調べて、水虫を起こすカビ(白癬菌)がいるかどうか調べる必要があります。その他、間違いやすい皮膚病としてかぶれ(接触皮膚炎)や乾癬(第14回参照)などがあります。

日本大学医学部皮膚科
医学博士 照井  正

questions

Q1
ウミが溜まっていますが、ばい菌が入っているのですか?
Q2
手や足だけでなく、体に出ることはありませんか?
Q3
内臓が悪くてこの皮膚病にかかるのですか?

Q4
金属が悪さをして出ることもあるようですが、ほんとうですか?
Q5
どんな治療法がありますか?
Q6
ずっとステロイドを塗っても副作用は大丈夫ですか?

Q7
この病気は一生治らないのですか?
Q8
胸の中央が痛むのですが、心臓や肺が悪いのでしょうか?
Q9
タバコはやめた方がよいですか。

Q10
その他、日常生活で気をつけることはありますか?
Q11
他の人にうつったり、子供に遺伝しますか?

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