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虫(マダニ類)による予期せぬ感染症

 近年日本でも自然への回帰の心が増加し、それが森林浴などの健康ブームにも乗り、都会の人々が屋外、特に森林、山野へレジャーに出かける機会が増えています。このようなアウトドアブームは喜ばしいことでありますが、それに伴い森林、山野でマダニという虫に出会い刺されてしまう人々が増えています。マダニに刺されること自体は少しの痒み、痛みを伴うのみで自分で処置してしまうことも多いと思われますが、もしこれらのマダニまたはマダニ類が病原体を保有していれば、予期せぬ不都合が生じます。これら病原体によって生じる感染症がツツガムシ病とライム病です。前者は全身状態が悪くなり、放置すれば死亡することもありますし、後者も皮膚症状や発熱、顔面神経麻痺などを生じます。ここではこのような虫による予期せぬ感染症についてその予防策治療などについて一緒に考えてみましょう。

監修

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医学博士
橋本 喜夫
(旭川厚生病院皮膚科 部長)
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