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市民の皆様

皮膚の日市民公開講座「健やかな皮膚がバリアになる〜手足を守るスキンケア〜」開催のお知らせ

皮膚の日 市民公開講座「頭皮も髪もひふのうち!~頭のかゆみと上手につきあう~」が開催されます。

皮膚の日 市民公開講座 開催概要

開催日時:2025/9/28(日)13:30~15:50(12:30開場)
形式:ハイブリッド開催
会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル )
定員:600名(会場)
<登壇者>
江藤 隆史先生(日本臨床皮膚科医会会長/あたご皮フ科副院長/東京逓信病院皮膚科客員部長)
高山 かおる先生(日本臨床皮膚科医会 常任理事/済生会川口総合病院 皮膚科主任部長)
中島 沙恵子先生(京都大学大学院 医学研究科炎症性皮膚疾患創薬講座・特定准教授(皮膚科兼任))
伊藤 明子先生(ながたクリニック(新潟市)副院長/藤田医科大学ばんたね病院総合アレルギー科 客員教授新潟大学大学院皮膚科学分野 特任准教授)
池邊 裕美看護師(あまの皮ふ科 皮膚科主任看護師/皮膚疾患ケア看護師
詳細・お申込みはこちら

「皮膚の日」行事開催にあたって

「皮膚の日」とは

  日本臨床皮膚科医会(以下、日臨皮)は1989年に11月12日(いいひふ)を「皮膚の日」と定め、日本皮膚科学会と協力し、皮膚についての正しい知識の普及と皮膚科専門医療への理解を深める啓発活動を続けています。毎年「皮膚の日」前後には、全国で講演会や皮膚検診、相談会などを開催し、厚生労働省、日本医師会、NHKの後援もいただいています。

2024年も全国で「皮膚の日」行事が盛大に開催されました。各地で市民公開講座や相談会、Web配信、啓発記事の掲載など多様な形で皮膚の健康情報の発信が行われ、講演テーマも地域や時代のニーズを反映して、にきび、帯状疱疹、アトピー性皮膚炎、乾癬、多汗症、皮膚がん、フットケア、ワクチン、薬疹、皮膚バリア機能など幅広く取り上げられました。専門医による講演や、薬剤師・看護師の話題提供、無料相談会やQ&Aセッションも実施され、市民からの疑問や悩みに直接応える機会が増えています。さらに、YouTubeやWeb配信のハイブリッド開催が定着し、遠方や外出困難な方にも情報が届くようになりました。一部会場ではスキンケア製品展示や体験型プログラムも実施され、メディアを通じた普及活動も継続されています。

このような全国的な活動の積み重ねが、市民の関心や悩みに応える双方向の取り組みや、正しい皮膚知識の普及に大きく貢献しています。

2025年 皮膚の日・市民公開講座

2025年度の市民公開講座は、日本皮膚科学会および日経新聞社との共催、花王株式会社の協賛のもと、9月28日(日)に日経ホールでハイブリッド開催されます。テーマは「健やかな皮膚がバリアになる〜手足を守るスキンケア〜」です。皮膚は外界から身体を守る“バリア”として重要な役割を担い、特に手や足は日常的に多くの刺激を受けやすい部位です。今回は手足のスキンケアに焦点を当て、専門家が正しい知識と実践方法を分かりやすく解説します。ポスターも「手足を守る健やかな皮膚」を象徴するデザインで、日常から皮膚をいたわる大切さを表現しています。

さらに今年度は開演前に「ハンドケア・フットケア体験会」も開催予定です。参加者が実際にスキンケアを体験し、専門家のアドバイスを受けられる貴重な機会です。日々のケアに役立つ知識とともに、自分の皮膚状態やケアのコツを学んでいただければ幸いです。

最後に

皮膚の健康情報は多様化し、正しい知識が十分に伝わらないこともあります。だからこそ「皮膚の日」行事を通じて、専門家が直接、正しい皮膚知識やスキンケアのポイントを繰り返し伝えていくことが重要です。今後も、国民の皆さまの皮膚の健康を守る一助となるよう、活動を続けてまいります。

多くの皮膚科医の皆さまのご協力を心よりお願い申し上げます。

本記事の執筆者


日本臨床皮膚科医会
会長
江藤 隆史
あたご皮フ科 副院長
東京逓信病院皮膚科
客員部長


日本臨床皮膚科医会
常任理事
高山 かおる
済生会川口総合病院
皮膚科主任部長