一般市民の皆様

東日本大震災におけるボランティア診療支援に関して

公益社団法人日本皮膚科学会
会員各位

公益社団法人日本皮膚科学会
理事長　飯島　正文

東日本大震災におけるボランティア診療支援に関して

本会では、平成23年3月11日に発生した東日本大震災による被災者等に対し、特例民法法人として、復旧、復興のための支援を行うべく検討し、『日本皮膚科学会東日本大震災対策本部』を設置することとしました。今後、理事会にて審議予定ですが、緊急性を鑑み、理事長判断で下記実施体制にて、支援の先行実施を行うこととしています。

つきましては、当面は宮城県をモデルケースとして、自主的な意志でボランティア診療にご協力いただける先生方を募集いたします。
応募に際しては自主的なボランティアであることをご理解いただき、下記方法にてお申し込みください。

記

おかげ様で多数の先生方のご協力をいただき、定員に達しましたので
締め切らせていただきます。

このたびは、東日本大震災に伴う皮膚科ボランティア診療支援について、東京支部の会員の先生を中心として北は北海道から南は九州に至るまで、多数の応募をいただき深謝申し上げます。
モデルケースとなった宮城県への派遣について、実質15-20名程度の募集に対してその倍以上の応募が集まり、ホームページからの申込は1週間で締め切らせていただきました。
皮膚科学会会員の皆様の、支援に対する熱い思いに対して感激するのと同時に、日程調整等の面から申し訳ないお返事をせざるを得なかった先生も少なくないことから、尊いご意志に十分お応えできなかったことに対してはお詫び申し上げなければなりません。中には、クリニックを一時閉院してまで、熱い思いで応募されるご開業の先生もおられたことは、特筆に値します。
そこで、この短期間に熱い思いを寄せられた応募者全員のお名前をＨＰでご紹介したいとも考えましたが、異論もあるかと思い、今回は応募された皆様のお気持ち全体に対する謝意を表するにとどめたいと思います。
同時に、ボランティア派遣医師の選定の過程において、実施本部に対応の不備がございましたら、この場を借りて陳謝申し上げます。
なお、現時点では、宮城県での継続派遣や、他の被災県における同様の派遣の実施に関しては、未定の状況です。今後それらの実施に向けての具体案が提示できるようになりましたら、あらためてこのＨＰ上でお知らせ申し上げます。
被災地における復興が１日も早く進みますよう、皮膚科としてもオールジャパンで支援していきたいと考えておりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

東日本大震災対策実施本部 総責任者
大槻マミ太郎（自治医科大学）

平成23年5月15日の第2回災害対策本部会議にて、皮膚科ボランティア診療支援にご賛同いただき、申込書をご提出いただいたにもかかわらず、お断りをさせていただいた応募者の皆様に謝意を示すべく、お名前を掲載させていただくことを決定いたしました。
なお、ＨＰから正式に応募された下記の皆様以外にも、非公式に応募の打診があった方が多数いらっしゃいました。

災害対策本部関係者一同、この場を借りて深謝いたします。

（支部別、50音順　敬称略）