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2024年皮膚の日開催にあたって

皮膚の日 市民公開講座 開催概要

 
開催日時:2024/9/29(日)13:30~15:45(12:45会場)
形式:ハイブリッド開催
会場:日経ホール(東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル )
定員:600名(会場)
 
<講師>
江藤 隆史先生(日本臨床皮膚科医会 会長)
木村 有太子先生(順天堂大学医学部 皮膚科学講座 非常勤講師)
大山 学先生(杏林大学医学部 皮膚科学教室 教授)
<コーディネーター>
高山 かおる先生(済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長)
 
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「皮膚の日」行事開催にあたって

「皮膚の日」とは

   日本臨床皮膚科医会(以下日臨皮)は1989年に11月12日(いいひふ)を「皮膚の日」に制定しました。日本皮膚科学会と協力して、皮膚についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めるための啓発活動を行ってきています。毎年「皮膚の日」の前後の時期には全国各都道府県において、一般の方々を対象に、厚生労働省、日本医師会、NHKの後援を得て、講演会や皮膚検診、相談会行事を全国的に展開しています。

 

2024年 皮膚の日・市民公開講座


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日本臨床皮膚科医会(以下日臨皮)は1989年に11月12日(いいひふ)を「皮膚の日」に制定しました。日本皮膚科学会と協力して、皮膚についての正しい知識の普及や皮膚科専門医療に対する理解を深めるための啓発活動を行ってきています。毎年「皮膚の日」の前後の時期には全国各都道府県において、一般の方々を対象に、厚生労働省、日本医師会、NHKの後援を得て、講演会や皮膚検診、相談会行事を全国的に展開しています。

本年度の日本臨床皮膚科医会広報部企画の市民公開講座は、日本皮膚科学会、日経新聞社との共催で花王株式会社の協賛を得て2024年9月29日に日経ホールにてハイブリッド開催されます。昨年は全国講演会の時に、日臨皮の常任理事の先生方にご協力をいただき、ひさしぶりに対面での相談会も併せて開催しました。今年も皮膚トラブルの相談会も行う予定です。毎年、講演会に先駆けて皮膚のトラブルについて悩んでいることがあるか聴講者にアンケート調査を行っています。答えられるものは講演後に開催されるQ&Aセッションにて解説していますが、どんな悩みが多いかを参考にして翌年のテーマを決めています。今年のテーマはその中から「頭皮のかゆみ」をとりあげました。

ポスターは一人の女性の生活の中での頭皮の健康をイメージして、「頭皮も髪も皮膚のうち」ということばとともに表現しました。考えてみると、頭のかゆみを訴える患者様は多いですが、頭皮の疾患やスキンケアについての講座はこれまでほとんどとりあげることがなかったと思います。脂漏性皮膚炎、毛染めによるかぶれ、円形脱毛症などについて講演する予定です。

昨年もほぼすべての県で、皮膚の日講演会が昨年も開催され、治療進歩が著しいアトピー性皮膚炎や乾癬、多汗症といった話題から、日常診療のなかでよく遭遇する、にきび、巻き爪、白癬などの疾患について、糖尿病と皮膚、HPVウイルスの話題などもありました。今年も各県の皮膚の日担当の先生を中心に企画が練られていると思います。

最後に

SNS時代にあり、皮膚トラブルに関しても様々な情報が飛び交い、正しい情報は何かと判断するのはますます難しくなっているように感じます。一般の方に正しい皮膚の構造や生理を知っていただき、皮膚の洗浄方法や外用薬の基本的で、かつ効果的な塗り方を知っていただくこと、また日進月歩の皮膚病診療の内容を知っていただくための大切な機会として、今後も「皮膚の日」イベントを開催していく予定です。多くの皮膚科の先生方にこれからもご協力いただけますと幸いです。

執筆者


日本臨床皮膚科医会
会長
江藤 隆史
あたご皮フ科 副院長
東京逓信病院皮膚科
客員部長


日本臨床皮膚科医会
常任理事
高山 かおる
済生会川口総合病院
皮膚科主任部長

 

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