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ケミカルピーリング

 ケミカルピーリングとは、皮膚に化学薬品を塗り、皮膚を剥がすことによって起こりうる現象や効果を利用して行う治療のことです。ケミカルピーリングは、主に欧米において美容目的で広く行われていましたが、近年、日本にも導入され多くの施設(エステティックサロン、医院、病院など)で行われるようになりました。しかし、それとともに腫れや炎症などの危害例の報告が多数よせられるようになりました。このような背景のなかで、日本皮膚科学会は、ケミカルピーリングを行う医師、当該関係者の教育、国民への周知が責務と判断し、安全なケミカルピーリングを行うためのガイドラインを2001年に作成し、2008年に3回目の改正を行いました。このホームページは、患者さんや医師の皆様から、しばしば寄せられる質問に対して、ガイドラインをもとにして回答を作成したものです。

監修

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医学博士
古川 福実
(和歌山県立医科大学医学部皮膚科 教授、副病院長)
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医学博士
山本 有紀
(和歌山県立医科大学医学部皮膚科 准教授)
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