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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

Q5どんな治療法がありますか?

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 病巣感染や金属アレルギーなど、病気を悪化させる要因があれば取り除くようにします。もし、これらの増悪因子がみつからない場合は、対症療法を行ないます。先ず外用療法を選択します。かゆみが強かったり、新しい皮疹がたくさん出る場合は強いステロイド軟膏を使用し、良くなってきたら弱いステロイド軟膏や活性型ビタミンD3軟膏に変更します。皮疹が頑固な場合は紫外線療法や短期間のビタミンA誘導体の内服を行うこともあります。

資料4:副腎皮質ステロイドホルモン外用剤一覧
分類 薬品名  
I群 デルモベート® ストロンゲスト
ジフラール®
ダイアコート®
II群 アンテベート® ベリーストロング
フルメタ®
マイザー®
メサデルム®
リンデロンDP®
ネリゾナ®
テクスメテン®
トプシム®
ビスダーム®
アドコルチン®
パンデル®
III群 エクラー® ストロング
ザルックス®
ボアラ®
リンデロンV®
ベトネベート®
プロパデルム®
リドメックス®
フルコート®
IV群 ロコイド® ミディアム
アルメタ®
ケナコルトA®
レダコート®
キンダベート®
V群 コルテス® ウィーク
プレドニゾロン®
資料5:活性型ビタミンD3外用薬一覧

日本で市場されている活性型ビタミンD3外用薬のうち、
掌蹠膿疱症で保険適応があるのは※印の外用薬です。

資料5:活性型ビタミンD3外用薬一覧
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