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Paget-CQ15
血清CEAは乳房外パジェット病の病勢の評価や治療効果の判定に役立つか
推奨文:内臓転移を生じた乳房外パジェット病の進行期症例では血清CEA値が病勢の評価や治療効果の判定の参考になる場合がある。
解説:乳房外パジェット病の腫瘍細胞はCEA(carcinoembryonic antigen)を発現しており、広範な内臓転移を生じた進行例では血清CEA値の上昇が認められることがある( 1)。また、治療による腫瘍の退縮に伴い、血清CEA値は低下することが多くの症例報告に記載されている。したがって、内臓転移を生じた進行例では血清CEA値は病勢の評価や治療効果の判定の参考になる場合がある。
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