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痒疹(ようしん)・かゆみ

Q3どんな検査をうければいいですか?

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 痒疹では一般的な血液検査をしても異常のないことがしばしばあります。しかし中高年以上で症状がとてもひどい方の場合には何らかの内臓の病気と関連していることがあります。たとえば糖尿病や透析をうけている方には痒疹がよくみられます。ホルモンの異常や肝臓・胆道系の異常、血液の病気、その他にもいろいろな悪性腫瘍がかくれていることもあるといわれています。さらに歯科金属や食べ物に含まれる金属のアレルギーで痒疹になるひともいます。意外な例としては鼻・のどや歯に慢性の細菌感染がありこれらの治療でよくなることもあります。この場合の細菌感染は全く自覚症状のないことが多く注意が必要です。このように誘因はひとそれぞれですので、いろいろな検査をしながら問題になるところを探してゆきます。しかし詳しい検査をしても残念なことになにも見つからないこともよくあります。

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