上気道感染(かぜ、扁桃炎)などの感染症、こすったりする機械的刺激、特殊な薬剤、仕事や家庭でのストレスなどがあげられます。逆に日光(紫外線)は乾癬に対し良い効果があります。顔は発疹があまり出ませんが、これは紫外線のためと考えられています。乾癬の場合、発疹の存在そのものにより精神的、社会的に生活の質(QOL)が低下していることに加え、慢性であるがゆえの治療(特に外用療法)の煩わしさが存在します。治療に対する不満は、それ自体がストレスとなりますから納得がいくまで治療方針の説明を受けるとよいでしょう。