確かに、思春期以降も続く大人のアトピー性皮膚炎で、家庭や学校、会社などでの人間関係、多忙、進路葛藤、自立不安などの心理社会的ストレスが悪化に関係していたことがしばしばあります。イライラした時についつい引っ掻いてしまい、それが半ば習慣化し、クセのように掻いていることが治らない大きな要因となっています。医師との話し合いの中で、そのような状態にあることに気づくだけでも、症状が好転するきっかけになります。