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メラノーマ以外の皮膚悪性腫瘍

Q6メラノーマ以外の皮膚悪性腫瘍の病期とは?

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 病期とは、メラノーマや他のがんと同様に、いろいろな検査によって患者さん自身の病気の進み具合を表わすもので、I期~IV期に分けています。従来の治療経験や研究データから病期に応じて推奨される治療法が確立されてきて、それを標準的治療とされています。各皮膚悪性腫瘍に応じて病期分類はやや異なりますが、病期を判断する主な観点は、

  1. 原発巣(最初に発生したがん)のがんの大きさや深さがどれくらいかということ
  2. 所属リンパ節(原発巣に近い領域のリンパ節)に転移があるか、ないか、および何個に転移があるかということ
  3. 内臓の転移があるか、ないか、どこにあるか

などです。
 病期はその後の予後を推定する基準にもなっています。各病期の5年生存率が何%であるかなどのデータが計算されています。

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