Q8メラノーマ以外の皮膚悪性腫瘍の予防方法や早期発見のコツを教えて下さい
皮膚悪性腫瘍の発生の原因としてあげられているものは、紫外線を浴びること、井戸水中の砒素、慢性炎症です。紫外線は出来るだけ避けることが重要です。スポーツ、仕事等で難しい場合は、日焼け止めクリームを塗る、帽子や日傘を使う、長袖の衣服にする等を行うのがよいでしょう。慢性炎症とは具体的には、治りにくく、繰り返すキズの事です。早めに皮膚科専門医に相談するのをおすすめします。
早期発見には、普段から自分の皮膚や手、爪を見ることが大切です。まずは、いつもと違うものが出てきた、色が黒い、赤い、触ってみると硬い、痛いなど変化に気付くことです。気になる部分が出てきたときは、安易に自己判断せずに、皮膚科専門医に相談するとよいです。悪性の疑いがあれば、検査を行ったり、手術等可能な病院を紹介してくれるでしょう。外陰部など他人に見せにくい場所だと、躊躇してしまうでしょうが、皮膚科専門医に相談されることをおすすめします。