血管炎の皮膚病変は多彩です。紫斑、紅斑、血疱、水疱、潰瘍、皮下結節、網状皮斑のほか蕁麻疹などがみられますが、血管炎の最も特徴的な皮疹はやはり紫斑です。紫斑、紅斑に加えて、血液を含んだ水ぶくれである血疱などを伴う場合には血管炎が疑われます(図1、図2)。