主に皮膚の細い血管を障害し、紫斑、血疱、丘疹、紅斑、びらん、潰瘍などを生じます。しばしば微熱、倦怠感を伴い、関節症状、腹部症状、腎症状、神経症状が生じることがあります。好発年齢は小児期で、基本的には予後の良い疾患ですが、成人、特に高齢者では重症例が多く再発しやすい傾向があります。激しい腹痛が生じたり、血尿、蛋白尿が持続し重篤な腎障害に発展することもあります。