本症では触知性紫斑と言われる、触ると軽いしこりのある紫斑がほぼ全員に出現します(図5、図6)。一般的には下腿に紫斑が生じやすいのですが、小児では臀部、大腿部、背部、上肢に好発します。乳児ではしばしば顔面にみられます。触知性紫斑以外に点状あるいは斑状の紫斑、水疱、血疱、潰瘍などが生じます。