溶連菌による場合は、ペニシリン系抗生物質に感受性があるため、第一にペニシリン系またはセフェム系を使用します。内服、または症状が重症な場合は点滴注射で、全身投与をする必要があります。外用はアミノグリコシド系抗生物質にはほとんど感受性がないため、外用はエリスロマイシン軟膏など感受性のある抗菌薬を用います。 なお、溶連菌の重症感染では、腎障害の合併がまれに見られるため、尿中蛋白のチェックが必要です。