Q10日常生活でどのような注意をすればいいでしょうか?
ステロイド内服に関しては、内服薬の自己判断による変更や中止は、急に水ぶくれが再発することがありますので、主治医の指示を守りながら、薬の飲み忘れがないようにしましょう。また、使用する治療法ならびに薬剤についてその薬理的作用や効果を良く理解し、とりわけ、その副作用については十分に注意し、その徴候がある時はすぐに主治医に知らせることが大事です。
治療には家族の理解や協力も必要です。少なくとも診断が確定し、治療を開始する時には、身近な家族にも、病気の性質、治療、今後の予知される事象などについて説明があります。
僅かであっても外力が当たる部位に水疱を生じることがあるので、このような外的な刺激を避けるため、絆創膏は直接貼らないようにして、病変全体をガーゼで包み、その上から絆創膏ないしネットで固定するようにします。手足や肘、膝をぶつけないようにし、擦れるような下着や服、きついベルトは避けるようにします。