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アテローム(粉瘤)

Q2アテロームにはどんな種類がありますか?

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 ほとんどのアテロームは、医学的な腫瘍の種類でいうと表皮嚢腫と呼ばれるもので、毛穴の上方部分(毛漏斗部)の皮膚がめくりかえって皮膚の下に袋状構造物ができたものです。つまり、袋の部分は表面の皮膚(表皮)と同じ構造をしています(資料4)。そのほか、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫というものもアテロームの一種です。外毛根鞘性嚢腫は頭部に生じることが多く、表皮嚢腫よりややかたく触れることが多いようです(資料5)。多発性毛包嚢腫は、文字どおり腕や首、わきにたくさんでき、内容物はマヨネーズのような黄色いドロッとした物質で臭いはありません。

資料4:表皮嚢腫の構造(断面図)
資料4
資料5:外毛根鞘性嚢腫

頭部に多く、表皮嚢腫よりややかたく触れることが多いようです。

資料5
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