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Master of Dermatology(Maruho)

「Master of Dermatology(Maruho)」とは,日本の皮膚科における臨床分野の発展に貢献した皮膚科医師に敬意を表する賞「マルホ賞-臨床皮膚科学への大いなる貢献者達へ-」としてマルホ株式会社が平成22年に創設し,実施してきましたが,平成29年度からは「皮膚科の臨床,皮膚科学研究,人材育成,社会貢献など,日本の皮膚科学の発展に多大なる貢献をした者」をテーマに,「Master of Dermatology(Maruho)」と名称を改め,日本皮膚科学会とマルホ株式会社が共同運営することとなりました.

受賞対象は公募としており,要項については毎年8月下旬から日本皮膚科学会雑誌および下記に掲載いたします.

Master of Dermatology(Maruho)の受賞者には,副賞として300万円が授与され,受賞年度に開催される日本皮膚科学会総会において授賞式,記念講演を行うこととなっております.

令和元年度 Master of Dermatoloy(Maruho)の受賞者について


 令和元年度 Master of Dermatology(Maruho)の受賞者は下記のとおりです.

お  名  前

貢献したテーマ

富田(とみた) (やすし)(名古屋大学 名誉教授)

 多くの色素異常症の病因遺伝子の解明と病因遺伝子
 に基づいた白皮症病型分類の確立に貢献

   (敬称略)

【受賞テーマの要約】
  私が作成した単クロン性抗体によりチロジナーゼ関連蛋白1(TRP1)を発見し,1986年にその遺伝子
 - 後に眼皮膚白皮症(OCA)3型の病因遺伝子であることが判明 - のクローニングに成功した.1989年世
 界に先駆けて,OCA患者チロジナーゼ遺伝子の病因となる変異を明らかにした.その後150名以上のOCA
 やHermansky-Pudlak症候群の患者の病因となる遺伝子変異の解明と臨床症状の研究を進め,現在 世界的
 に通用している病因遺伝子に基づくOCAの病型分類の確立に貢献した.
  遺伝性対側性色素異常症(DSH)の4家系,約100人の連鎖解析を進め最終的にDSHの病因遺伝子が
 ADAR1であることを2003年に世界に先駆けて発表した.さらにこの遺伝子の変異部位によっては,重篤
 な神経症状を合併することを解明した(なおこのDSHの病型は,今ではAicardi-Goutieres症候群の一病
 型に加えられている).これらの研究の延長として2013年に網状肢端色素沈着症(APR)の病因遺伝子が
 ADAM10であることも明らかにし,DSHとAPRは別疾患であることを遺伝子レベルで確定した.

過去の受賞者

平成30年度Master of Dermatology(Maruho)受賞者(PDF/56KB)

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