日本皮膚科学会について

学会カレンダー
キャリア支援委員会
入会手続きはこちら

Master of Dermatology(Maruho)

「Master of Dermatology(Maruho)」とは,日本の皮膚科における臨床分野の発展に貢献した皮膚科医師に敬意を表する賞「マルホ賞-臨床皮膚科学への大いなる貢献者達へ-」としてマルホ株式会社が平成22年に創設し,実施してきましたが,平成29年度からは「皮膚科の臨床,皮膚科学研究,人材育成,社会貢献など,日本の皮膚科学の発展に多大なる貢献をした者」をテーマに,「Master of Dermatology(Maruho)」と名称を改め,日本皮膚科学会とマルホ株式会社が共同運営することとなりました.

受賞対象は公募としており,要項については毎年8月下旬から日本皮膚科学会雑誌および下記に掲載いたします.

Master of Dermatology(Maruho)の受賞者には,副賞として300万円が授与され,受賞年度に開催される日本皮膚科学会総会において授賞式,記念講演を行うこととなっております.

平成30年度 Master of Dermatoloy(Maruho)の受賞者について

2018.04.02(Mon)

平成30年度 Master of Dermatology(Maruho)の受賞者は下記のとおりです。

お 名 前

ご 所 属

受賞テーマ

古江(ふるえ) (ます)(たか)

九州大学

Aryl hydrocarbon receptor研究による社会貢献

―油症および炎症性皮膚疾患の治療―

(敬称略)

【受賞テーマの要約】
  皮膚は体表内外の様々な化学物質を感知するAryl hydrocarbon receptor (AHR)を豊富に保有し、ダイ
 オキシン、紫外線クロモフォア、植物由来物質、微生物由来物質などに適応している。我々は、AHRが酸
 化ストレス⇔抗酸化防御という相反するシグナルの分水嶺として働き、AHRを介したダイオキシンによる
 酸化ストレスは、抗酸化作用のある植物由来物質(桂皮など)によって相殺され、臨床試験によっても油
 症患者の症状を軽減させることを明らかにしてきた。
  さらに、AHRシグナルが角化バリアを担うフィラグリンやその他の表皮分化蛋白の発現を亢進させる主
 要な経路であること、そのため抗酸化作用のあるAHRアゴニストは抗炎症作用とバリア回復能を併せ持つ
 ことから、炎症性皮膚疾患に対する新規治療薬開発の一領域を担うことを提唱してきた。
  私はこれまでAHR研究を皮膚科の重要な研究領域の一つとして位置づけ、環境と生命の相互作用という
 重要な課題に取り組んできた。

このページの先頭へ
Copyright © 日本皮膚科学会 All Rights Reserved.