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理事長挨拶

公益社団法人日本皮膚科学会 理事長 島田 眞路 Shinji Shimada 山梨大学

 2016年6月の第115回日本皮膚科学会総会における理事会にて理事長に再選をされました島田眞路です。さらなる2年間、皆様のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
 本学会は2014年4月より公益社団法人として認定され、活動しております。公益社団法人の責務は社会全体に寄与される公益に繋がる事業を行うことにあります。そこで、本学会の具体的な活動内容の概要を記載したいと思います。

1. 新専門医制度に関する状況について
 社会から信頼される皮膚科医並びに皮膚科専門医を育成することは本学会が負う公益事業の重要な使命の1つであります。そこで、新専門医制度に関する話題を先ずお知らせいたします。日本専門医機構が提唱している新専門医制度は、2016年2月頃から日本医師会、四病院団体協議会、厚生労働省、厚生労働大臣、地方自治体など各方面から新制度発足による地域医療への影響に関する懸念が示されておりました。これを受けて、厚生労働省社会保障審議会医療部会に「専門医養成の在り方に関する専門委員会」が発足し、2016年5月30日第3回委員会では、私も参考人として参加し、積極的に意見を述べてまいりました。同日、同委員会から「2017年4月から基本領域一斉に新制度をスタートさせるのではなく、準備が整った領域について、学会主導にて新制度を“試行”すること」が提案されました。(m3.com 5月31日参照https://www.m3.com/news/iryoishin/429231
 このことを受け日本皮膚科学会理事会において慎重に検討を重ねた結果、第115回日本皮膚科学会総会時(6月2日)に開催した理事会において、各学会に先駆けて「皮膚科は2017年度は現行制度での研修を行う。2018年度以降は日本専門医機構の新体制と協議を重ねる」ことを機関決定しました。なお、いくつかの学会も同様の声明を出しております。また、私は機構の役員が2016年6月末で任期が終了することに伴い設立された役員選考委員会外科系12学会代表委員(定員2名)の1人として新理事の選考にたずさわりました。2016年6月27日の社員総会では、池田理事長、副理事長2名は退任、現理事19名中、15名も退任されることになり、新しく20名の理事が決まりました。従って新機構はその方針、ガバナンスが大幅に変更されることになります。日皮会はこの新理事会と密に連携をとり、よりよい専門医制度の提供に向けて努力していく所存です。
 本会といたしましては、多くの方々の声に真摯に耳を傾けながら、「質の高い専門医育成のためのより良い制度」構築を目指してなお一層の努力をしてまいりますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2.熊本地震災害対応について
 2016年4月14日から発生しております熊本地震により、被害に遭われた被災地の一日も早い復興のために、熊本地方会への義援金活動の支援を2016年4月20日より実施しているところです。義援金活動の状況はこちらのページに記載しております。また、熊本地震対策委員会を創設し、東日本大震災での対策を参考にしながら対応しています。

3.ロドデノール誘発性脱色素斑の対応について
 本学会として2013年7月にロドデノール含有化粧品の自主回収が行われたことを受け、障害を起こされた方々の早期回復を目指し診断方法と治療方法の検討を進め、その結果を医療者へ迅速に提供することを目的に担当委員会を発足し、この問題に対応し2015年の日皮会総会(於:横浜)にて最終報告を行いました。

 前述のとおり私は理事長として3期目の再選をいただきました。本学会の役員選任規程に基づき、今期が最後の任期となります。1期目、2期目以上に皮膚科学の推進を止めることなく、会員皆様からの要望や社会からの期待に応えて、公益法人としての本会の使命達成に向け誠実に最大限の努力をしたいと考えています。是非とも会員の皆様の御協力、御指導の程何卒宜しくお願い申し上げます。

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