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膠原病と類縁疾患

Q1好酸球性筋膜炎はどのような病気でしょうか?

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好酸球性筋膜炎はおもに腕や足が腫れたり硬くなって、動かしにくくなることが特徴の病気です(図1)。筋膜とは筋肉を包む線維性の膜で、そこに炎症がおこります。血液の成分の一種である好酸球がその炎症の主役となることが多いために「好酸球性筋膜炎」と呼ばれていますが、好酸球の存在がはっきりしないこともあるため、「びまん性筋膜炎」や最初に病気をみつけた医師の名前にちなんで「シャルマン症候群」と呼ぶこともあります。

図1 好酸球性筋膜炎
図1

好酸球性筋膜炎


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