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【アジア初】順天堂大学 小川理事長が皮膚科学分野の国際最高栄誉を受賞

2025年03月21日

小川秀興先生、皮膚科学教育の国際的功績が最高評価!

2025年ILDS「世界皮膚科学功労大賞」受賞決定

国際皮膚科学会連盟(ILDS: The International League of Dermatological Societies)は、順天堂大学名誉教授・理事長の小川秀興先生に、2025年の「世界皮膚科学功労大賞(ILDS Medal for Achievements in Global Dermatology)」を授与すると1月16日に発表しました。
この賞は、2年に一度、皮膚科学分野で世界的に顕著な貢献を果たした個人に贈られる最高の栄誉です。小川先生は、アジア人初の受賞となります。
 

皮膚科学教育と国際協力におけるリーダーシップ

小川先生は、40年以上にわたり皮膚科学教育に尽力し、特にアジア太平洋地域での国際協力を推進してきました。1984年にタイ・バンコクで開講した「国際皮膚科学・皮膚外科学ディプロマコース(IDCDD)」では、アジア・アフリカ39か国から1000人以上の皮膚科医を育成。各国の医療向上に貢献しました。
さらに、2010年には順天堂大学で「日中皮膚科学合同会議」を設立し、日中の皮膚科学研究・臨床交流を促進。国境を越えた協力の礎を築きました。

表彰式は2025年、南アフリカ・ケープタウンで開催

授賞式は、2025年10月24日~25日に南アフリカ・ケープタウンで開催されるILDSワールドスキンサミットにて行われる予定です。

小川先生のコメント

「このような名誉ある賞をいただき、大変光栄です。特に、タイでの教育活動や日中協力が評価されたことを嬉しく思います。皮膚の健康向上、そして世界の皮膚科医の連携に貢献できたことを誇りに感じています。」

ILDSについて

ILDSは、104か国・217の皮膚科学関連学会が加盟し、世界20万人以上の皮膚科医を代表する国際組織。WHOとの連携を通じて、皮膚の健康を国際保健政策に組み込むための活動を推進しています。

詳しくはILDS公式ウェブサイトをご覧ください。
 

 

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