会員の皆様へ

新専門医制度 研修基幹施設に関する周知について

2015年10月27日

日本皮膚科学会認定研修施設 指導医 各位

 この度の新専門医制度発足に際しましては、会員の皆様に多大なるご支援とご理解を賜っておりますこと、あらためまして厚く御礼を申し上げます。
 さて、早速ではございますが、来る2017年4月から開始します新専門医制度に関しまして改めてご連絡申し上げます。
 新制度にて現在の主研修施設に相当する研修基幹施設となるためには、以下の条件を満たす必要がございます。(皮膚科研修プログラム整備基準より抜粋)
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専門研修基幹施設は、以下のいずれかであり、下記の要件を満たすこと。
1)大学病院本院
2)大病院
(1) 初期臨床研修の基幹型臨床研修病院の指定基準をみたすこと。
(2) 地域医療支援病院など地域医療の中核病院であること。
  なお、臨床研究管理センターや倫理委員会、治験管理委員会など臨床研究体制が確立していることが望ましい。
また、1)、2)に共通して
①研修内容に関する監査・調査に対応できる体制があること。
②「研修目標」を達成し,かつ「研修内容」を履修するに十分な皮膚科診療内容(1日平均外来患者数40人以上かつ1日平均入院患者数4名以上)をもち、皮膚科を標榜する施設
③複数の指導医が常勤する。指導医のうち1名以上は専門医を更新していること。(責任指導医とその他の指導医1名の経歴書を提出すること)
④下記の学会発表・論文発表業績を有すること。
(ア) 学会発表:申請施設で現在勤務しているまたは過去にしていたプログラム統括責任者および指導医のもとで当該施設所属医師が筆頭発表者の学会発表が5年間で20編以上。
(イ) 学術論文:過去5年間で20編以上。うち15編以上が、申請施設に現在所属しているまたは過去に所属していた当該施設所属医師が筆頭著者の学術論文とする。
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新制度にて研修基幹施設への移行を目指す場合には、これらの条件をクリアする必要がございますことをご承知おきください。なお、現在、主研修施設として認定されている施設を対象に日本専門医機構からのアンケート依頼に協力いただいているところですので、新制度にて研修基幹施設への移行を検討している研修施設がございましたら、日皮会事務局担当までご連絡ください。追って、アンケートを送付させていただきます。どうぞ何卒よろしくお願い申し上げます。

日皮会担当メールアドレス:hifu-senmon@dermatol.or.jp

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