会員の皆様へ

医療用ヘパリン類似物質製剤の美容目的処方等に関連する問題について(第二報)

2017年10月31日

既に10月16日付けにて第一報を掲載しておりますが、医療用ヘパリン類似物質製剤の美容目的処方等に関連し、健康保険組合連合会から「保湿剤処方の適正化」に関する政策提言が行われました。

これに対して、本会理事会にて討議の結果、健保連からの提言は真摯に受け止めますが、保湿剤による治療を必要とする患者に大きな不利益を生じかねないため、処方制限には反対する旨の要望書を厚生労働大臣、日本医師会長、健康保険組合連合会会長に提出することを理事会で決定いたしました。

一方で、会員各位におかれましては、引き続きヒルドイド等の医療用ヘパリン類似物質の適正処方に努めていただきますとともに、やむを得ず適用外での処方を行う場合には必ず自費診療にて対応するなど、これまで以上に公的医療保険制度に則った診療を徹底するようお願いいたします。

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