会員の皆様へ

乾癬生物学的製剤安全対策講習会の開催について(案内)

2020年05月28日
公益社団法人 日本皮膚科学会
乾癬生物学的製剤検討委員会
 
 乾癬生物学的製剤検討委員会より標題の乾癬生物学的製剤安全対策講習会の開催について、ご案内申し上げます。
 乾癬(皮膚および関節症状を含む)に対する生物学的製剤の治療選択にあたっては、その疾患要因、治療要因、背景要因を十分に吟味勘案し、また、乾癬に使用可能な生物学的製剤の特徴やリスク、考慮すべき点を熟知し、適正に使用することが必要となります。そのことから、生物学的製剤の利用(特に新規導入)にあたっては本委員会にて申請条件を定め、厳密に運用してきましたが、2020年3月にクリニックでの新規導入に関する申請条件を下記のように改定いたしました(申請条件は、各種申請書の『医師および医療施設の条件』を参照)。
Ⅰ.皮膚科専門医が常勤している。
 
Ⅱ.常勤専門医が基幹病院等での乾癬診療やクリニックでの乾癬治験において、過去に生物学的製剤の投与経験がある。または、日本皮膚科学会が開催する乾癬生物学的製剤安全対策講習会の受講履歴がある。
 
Ⅲ.導入前のスクリーニング検査は必ず近隣の承認施設に依頼し、導入後は承認施設あるいは近隣総合病院内科等と緊急時にも迅速かつ確実な連絡がとることができる。
Ⅰ.皮膚科専門医が常勤している。
 
Ⅱ.常勤専門医が基幹病院等での乾癬診療やクリニックでの乾癬治験において、過去に生物学的製剤の投与経験がある。
 
 
 
Ⅲ.導入前のスクリーニング検査は必ず近隣の承認施設に依頼し、導入後は承認施設あるいは近隣総合病院内科等と緊急時にも迅速かつ確実な連絡がとることができる。

そのことから、下記に示す講習会を開催することとしましたので、クリニックでの生物学的製剤の新規導入を希望している方(皮膚科専門医または皮膚科専門医が常勤しているクリニックの医療スタッフ)はご参加いただきますようお願い申し上げます。

講習会案内:

講習会名
乾癬生物学的製剤安全対策講習会
日時
2020年9月13日(日)13:30~15:00
場所
ビックパレットふくしま3階 中会議室A
※第35回日本乾癬学会学術大会会期中に開催
座長
日本皮膚科学会乾癬生物学的製剤安全検討委員会
委 員 長:大槻 マミ太郎
副委員長:佐伯 秀久
講演1
講 師1
安部 正敏(札幌皮膚科クリニック )
演 題1
注意すべき副作用(頻度およびリスクファクター)
講演2
講 師2
朝比奈 昭彦(東京慈恵会医科大学皮膚科 )
演 題2
副作用に対する安全対策(必須の検査を含めて)
講演3
講 師3
渡辺 彰(東北文化学園大学医療福祉学部抗感染症薬開発研究部門特任教授)
演 題3
呼吸器疾患に対する安全対策
※事前申込は不要です。学術大会にご参加いただいたうえで、そのまま会場にお越しください。
※会場前に電子受付機器を設置しております。日本皮膚科学会会員証をご持参いただき、開演後15分までに受付をお済ませください。それ以降の受付はできませんのでご留意ください。
※専門医機構認定専門医制度の皮膚科専門医後実績1 単位の取得が可能です。(2020/5/28追記)
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