病原体が直接感染した部位に現れる病変と病原体が全身に波及し、感染部位とは異なった部位に出現する病変とがあります。後者には病原体が病変部から検出される病変と免疫応答の結果反応性に出現する病変があります。また、ヒト免疫不全ウイルス感染により免疫の異常により生じる皮膚合併症(帯状疱疹、口腔カンジダ症、赤痢アメーバ症、脂漏性皮膚炎、慢性痒疹、好酸球性膿疱性毛嚢炎、顔面伝染性軟属腫、クリプトコックス症、カポジ肉腫、悪性リンパ腫など)もあります。