梅毒(初期硬結、乾癬性梅毒、扁平コンジローマ)、尖圭コンジローマ、疥癬、陰部伝染性軟属腫などがあります。 梅毒は初期硬結や第2期に出現する乾癬性梅毒や扁平コンジローマは丘疹を形成しますが、2期疹と梅毒血清反応から診断されることが多いようです。 疥癬は疥癬虫によりヒトの皮膚からヒトへ直接、または寝具を介して感染しますので、STIとして感染するだけでなく、家族内感染が多いです。激しい掻痒を伴う疥癬を除いて、尖圭コンジローマ、伝染性軟属腫は自覚症状をほとんど伴いません。