Q16パートナーはどうしたらよいでしょうか?
梅毒
感染後1年以内の無症候梅毒または第1期、第2期顕症梅毒と診断され、90日以内に性交渉があった場合梅毒血清反応を行う。陰性でも経過をみる。
淋菌感染症
女性の場合、自覚症状がないことが多く、専門医での精査を勧める。
軟性下疳
潜伏期は短く、激痛を伴うためにパートナーへの感染は少ない。
鼠径リンパ肉芽腫
症状がなく、30日以内の接触があれば精査する。
性器ヘルペス
無症候性の場合もあるので専門医を受診。無症候性ウイルス排泄のあるものはコンドームをつける。
尖圭コンジローマ
感染していることが多く十分な追跡が必要。
HIV
HIV感染の検査、コンドームの使用とカウンセリングを受ける。
B型肝炎
HBVのキャリアのことが精査する。
性器カンジダ症
同時治療。
ケジラミ症
症状があれば同時治療を行う。
非淋菌性尿道炎
パートナーの同時治療。
膣トリコモナス症
同時治療を行う。
性器伝染性軟属腫
パートナーの病変の有無。子供からの感染が多い。