それぞれの症状に応じて、通常のてんかんや血管筋脂肪腫、孤発生のLAMに準じた注意が必要です。LAMの患者さんはホルモンの治療や妊娠に伴う注意点があります。施設がそろった病院を選ぶ必要がありますので、妊娠や出産に際しては必ず主治医にLAMがあることを話して相談して下さい。又ホルモン療法を受ける場合も必ず主治医にLAMがあることを報告して下さい。さらにピルなどの避妊薬にも注意が必要です。程度によっては気圧の変化を伴う飛行機などの乗り物は控えた方がよい場合もあります。顔面の血管線維腫に対しては紫外線が皮疹を増悪させるとの報告がありますので、日焼け止めを使用するなど露光に注意が必要です。