会員の皆様へ

ウパダシチニブのアトピー性皮膚炎への適応拡大について

2021年08月26日

各位

アトピー性皮膚炎・蕁麻疹治療安全性検討委員会にて、アトピー性皮膚炎へのウパダシチニブの使用について、副作用を考慮し検討を行い理事会において、下記の通り決定いたしましたので、お知らせいたします。

 

ウパダシチニブは薬剤の導入および維持に当たり、乾癬治療に用いられる生物学的製剤とほぼ同等のスクリーニングとモニタリングが必要な薬剤であるため、皮膚科医においては、乾癬の生物学的製剤使用認定施設で用いられることを推奨する。

 

 ウパダシチニブを導入希望のクリニック(乾癬の生物学的製剤使用の認定を受けていない病院も含めて)は、「皮膚科専門医が常勤していること、乾癬生物学的製剤安全対策講習会の受講履歴があること、薬剤の導入および維持において近隣の施設に必要な検査をお願いできること」を日本皮膚科学会事務所に届け出たうえで使用してください。

 

その他詳細及び届出の書式等については、生物学的製剤(アトピー性皮膚炎)のページを参照ください。

※バリシチニブで既に届出をされている施設に関しては、再度の届出は不要です。

 

なお、厚生労働省ウパダシチニブ適正使用推進ガイドラインは下記よりご確認ください。

https://www.pmda.go.jp/files/000242600.pdf

公益社団法人日本皮膚科学会

アトピー性皮膚炎・蕁麻疹治療安全性検討委員会

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