各委員会情報

委員会からのお知らせ

バリシチニブ・ウパダシチニブ  デュピルマブ使用の注意喚起 JAK阻害薬に関するお知らせ

バリシチニブ・ウパダシチニブの使用に関して

乾癬の生物学的製剤のように承認制度は設けないが、薬剤の特性上、下記の要件を満たした上で届出をご提出いただき、使用してください。

1)皮膚科専門医が常勤していること
2)乾癬生物学的製剤安全対策講習会の受講履歴があること
3)薬剤の導入および維持において近隣の施設に必要な検査をお願いできること

・使用に際しては、各種届け出のページにある書式に必要事項をご記入の上、日本皮膚科学会事務局へ届出ください。(乾癬の生物学的製剤使用承認施設の場合は、特に届出の提出は必要ございません。)

導入希望のクリニック(乾癬の生物学的製剤使用の認定を受けていない病院も含めて)の届け出について

乾癬生物学的製剤安全対策講習会マイページのE-learningから受講ください。

※バリシチニブで既に申請をされた施設は、再度の申請は不要です。

E-learning受講方法についてはこちら

JAK阻害薬に関するお知らせ

委員会より「JAK阻害薬に関するお知らせ」がございます。

こちらをご確認ください。(2021.9/27更新

デュピルマブ適正使用に関する注意喚起

デュピルマブはIL-4受容体αに対する抗体で、既存治療で効果不十分なアトピー性皮膚炎、既存治療によっても症状をコントロールできない重症又は難治の気管支喘息、既存治療で効果不十分な鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に保険適用となっています。多くの患者さんに投与され、病気のコントロールに役立っています。この薬剤のアトピー性皮膚炎に対する効果は臨床試験によって証明されているものの、アトピー性皮膚炎類似の臨床像を示したり、Th2優位であることが報告されたりしている他の皮膚疾患に対する使用については、効果や安全性は確認されていません。アトピー性皮膚炎以外の皮膚疾患への使用は、倫理委員会の承認を得た後に、患者さんの同意のもとに臨床試験としてなされるべきであり、それ以外の適用外使用は厳に慎む必要があります。特に皮膚悪性リンパ腫については、デュピルマブ投与後に病勢が悪化した報告が集積されつつあり(文献1)、海外では死亡例の報告もあります。デュピルマブを患者さんに投与する際は、アトピー性皮膚炎と鑑別すべき疾患をきちんと除外し、適正使用ガイドラインを参照のうえ、ご使用いただくようにお願い致します。

文献1:Sugaya M. Is blocking IL-4 receptor alpha beneficial for patients with mycosis fungoides or Sézary syndrome? J Dermatol 48: e225-e226, 2021

 

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