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虫刺され

Q1虫刺されの原因となる虫にはどんなものがありますか?

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 一般的には、チョウやカブトムシ、バッタなどの昆虫類と、クモやダニなどの昆虫以外の節足動物を「虫」と呼ぶことが多いようですが、厳密な定義はありません。その中で、皮膚炎を引き起こす原因となる主な虫としてはカ、ブユ、アブ、ノミ、トコジラミ、ハチ、ケムシなどの昆虫類、そしてダニ、クモ、ムカデなどの昆虫以外の節足動物が挙げられます。これらのうち、「吸血する虫」としてはカ、ブユ、アブ、ノミ、トコジラミ、ダニ、「刺す虫」としてはハチ、「咬む虫」としてはクモ、ムカデが代表的で、「触れることで皮膚炎をおこす虫」としては有毒のケムシが挙げられます。ここでは日常生活で被害を受けやすい虫刺されについて解説しています。
 なお、「虫」ではありませんが、クラゲやヒトデ、魚類などの海生動物にも刺すものがあり、皮膚炎を起こすことが知られています。

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