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虫刺され

Q12虫刺されの治療はどうすればよいですか?

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 虫刺されの治療は、軽症であれば市販のかゆみ止め外用薬でもよいですが、赤みや痒みが強い場合は副腎皮質ホルモン(ステロイド)の外用薬が必要です。虫刺されの多くは1~2週間以内に改善します。しかし症状が強い場合は抗ヒスタミン薬やステロイドの内服薬が必要になるので、皮膚科専門医を受診するのがよいでしょう。ただ、これらの治療はあくまで現在の皮膚症状を抑えるのが目的であり、原因となる虫が身近に生息している場合は次々と新たな皮疹が出現する可能性があります。その場合は原因となっている虫を確認して、その駆除対策を実施する必要があります。
 なお、刺された虫によっては、対処法や治療法が異なる場合がありますので、可能であれば実物を保管して医療機関に持参するか、スマートホンなどで虫の写真を撮影して記録しておくとよいでしょう。

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