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虫さされ

Q7ダニに刺されたらどうなりますか?

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 ダニによる虫さされの原因としては、ネズミに寄生するイエダニ類(資料10)による室内での被害が多いのです。イエダニ類は体長0.7mm前後ときわめて小さい上に、寝ている間に布団に潜り込んで吸血するため、刺されている場面はほとんど見ることができません。古い一戸建てで、ネズミが生息するような家で被害がでやすいようです。
 顔や手足はほとんど刺さず、わき腹や下腹部、ふとももの内側などを刺して、かゆみの強い赤いブツブツができます(資料11)。

資料11
資料11

 イエダニ類とは別に、山でのハイキングや野外レジャーの際にマダニ類(資料12)による刺咬を受けることがあります。マダニ類は体長1~3mmで、本来は野生動物に寄生していますが、ヒトの体に取りついて、わき腹やふともも、陰部などの皮膚に咬みついて吸血します。そして数日後にはダニの腹部が数mm大に膨らみ(資料13)、飽血状態となって脱落します。無理に引き抜こうとすると、頭部が皮膚に残って炎症を起こすことがあります。
 また、ダニの種類によってはライム病や日本紅斑熱などの感染症を媒介することがあります。

資料12 マダニ類
資料12 マダニ類
資料13
資料13
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