にきびは、皮膚の慢性炎症性疾患に位置付けられています。 普通のにきびでは、熱が出たり、寝込んでしまったりすることはありません。しかし、思春期の数年間にわたり症状が続き、悪化させると治すことのできない痕(あと)が残ることがあります。また、心理的な影響は大きく、学校でのいじめの対象になったり、落ち込んで学校に行けなくなったりすることもあります。にきび痕を未然に防ぎ、にきびによる心理的な影響を減らすために、できるだけ早期に治療を開始し、さらに良くなった状態を維持する治療の継続を心がけてください。