配合剤には、過酸化ベンゾイルとアダパレンを配合したものや、過酸化ベンゾイルに抗生物質の1つであるクリンダマイシンを配合した塗り薬があります。前者は急性炎症期と維持期の両方に、後者は急性炎症期に強く推奨しています。配合薬は2種類に薬が別々のところに作用するため、治療効果が高まります。また、2種類の薬を別々に使用するよりも治療を長く続けやすいという点で利便性があります。