思春期のにきびは、小学校の高学年から中学生にかけてでき始め、高校生のころに最も悪化し、その後次第に軽快してきます。小学校のころは、額が中心で、次第に頬にできるようになり、その後あごやくび、胸や背中にも広がります。にきびができ始める時期や、分布には個人差が大きいので、必ずしもこのような経過をとらない場合もあります。 大人になってもにきびの症状が続いたり、大人になって初めてにきびができる人もいます。このようなにきびが「大人のにきび」で、医学用語では思春期後?瘡(ししゅんきござそう)といいます。