保険適応のない治療としては、経口避妊薬や抗男性ホルモン薬のほか、様々な自家製剤(病院で作っている薬)の塗り薬があります。また、ケミカルピーリングや光線療法、レーザー治療なども行われています。これらの中で選択肢の一つとして推奨されている治療はケミカルピーリングのみです。そのほかの治療は日本における効果や安全性が十分に確認できていないため、日本皮膚科学会のガイドラインでは推奨していません。まずは、保険適応のある標準的な治療から始めることをお勧めします。保険の効かない治療を受ける場合には担当医から治療に必要な期間、費用、期待される効果と予想される副作用などについて十分な説明を受けてください。