皮膚科Q&A

皮膚科Q&Aを検索

脱毛症

Q8円形脱毛症は治るものですか?

印刷

 脱毛斑の少ない場合は、ほとんどが自然に治り、治療も不要なくらいです。しかし、広く抜けている場合ほど、脱毛が長引き、全頭型や汎発型では数年以上続くこともあります。ただし、例え何年も脱毛が続いていても、毛包の大元の細胞(幹細胞)は残っていますので、治療がうまく効けば毛がもどってきます。さらには自然の経過で思いもよらず生えてくることもあります。つまり、リンパ球の炎症が抑えられさえすれば、成長期の毛包は回復するのです。
 日本皮膚科学会の円形脱毛症診療ガイドラインで取り上げられている治療法を表2に挙げました。どの治療をするかは、患者さんごとに脱毛の状態や経過を考慮して選択しなければなりませんし、効果がないのにいつまでも続けるのも問題です。

表2:円形脱毛症の治療
外用療法
副腎皮質ホルモン(ステロイド)、ミノキシジル、塩化カルプロニウム
他の局所療法
ステロイドの局所注射、局所免疫療法、雪状炭酸圧抵療法 、紫外線(PUVA)療法
全身療法
グリチルリチン、セファランチン、抗アレルギー剤、副腎皮質ホルモン(ステロイド)
このページの先頭へ