平成21年度の特発性局所多汗症研究班(班長:横関博雄)がまとめた全国疫学調査で、原発性手掌多汗症患者さんの有病率は人口の約5.3%と極めて高い割合であることがわかりました。さらにそのうち、医療機関へかかる割合は1割以下である事から、治療されていない患者さんが多い事も判明いたしました。これらの患者さんに対して、今後医療機関からのアプローチが是非とも必要でしょう。