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汗の病気―多汗症と無汗症―

Q10イオントフォレーシスはどんな治療法ですか?

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 汗の多い手のひら、足のうらを水道水の入った容器の中に浸し、10~20mAの直流電流を流す方法です。手のひらを主な治療部位にする場合は手のひらを陽極にし、足のうらを陰極にします。電極の上にスポンジを乗せ、手のひらを密着させ手足が水に沈んでしまわない程度に水道水を入れます。1回30分の通電を8~12回行うと汗の量が減ってきます。治療効果を維持するためにはその後も1週間に1~2回行ったほうが良いでしょう。保険診療が可能ですが、通院困難な方には米国製の家庭用(ドライオニック)がインターネットで購入できます。問い合わせ先(http://www.drionic.com)を併記いたしました。
 作用機序として通電することにより生じる水素イオンが汗の出口を障害して汗を出にくくするのではないかといわれております。腋窩の多汗症には治療方法が難しく効果的ではありません。

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