接触皮膚炎は、皮膚科外来患者の4 - 30%を占めるポピュラーな皮膚疾患の一つです。 接触皮膚炎の原因となる主たる製品は外用薬と化粧品が他をぬいて頻度の高いものとなっています。接触皮膚炎のなかでの刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎の比率は、かつてはアレルギー性接触皮膚炎の方が多い傾向がみられていましたが、最近では、刺激性接触皮膚炎の方が多くなる傾向がみられます。