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かぶれ

Q13金属、歯科材料による接触皮膚炎(かぶれ)はどのようなものですか?

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 金属はアクセサリー、コイン、時計、革製品、セメント、ステンレス、塗料など多くのものに含まれ汗などで溶けでた金属が接触皮膚炎を起こします。日本接触皮膚炎学会(JCDRG)が1994年度に施行したJCDRGスタンダードパッチテストシリーズ陽性率本邦集計で、上位5項目中に1位塩化コバルト(陽性率17.3%)、2位硫酸ニッケル(同13.5%)、4位重クロム酸カリウム(同9.2%)、5位塩化水銀アンモニウム(同7.3%)と4種の金属が占め頻度の高い抗原です。以前、クロムが陽性率第1位を占め、しかも男性が特に高率であったのは、皮革、セメント、塗料など職業上のクロム暴露が高頻度であったためと考えられています。それに対し、現在のニッケル、コバルト陽性率の上昇は特に女性に著明で、アクセサリー着用頻度の増加を反映しているとされています。

金属のボタンによる接触皮膚炎
金属のボタンによる接触皮膚炎
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