接触皮膚炎の原因アレルゲンの中では医薬品の頻度が高く、その中では抗菌薬や非ステロイド系消炎薬(non-steroidal anti-inflammatory drugs; NSAIDs)の外用薬によるものの頻度が高いです。ステロイド外用薬によるものも稀に見られます。これらの外用薬が湿疹や潰瘍病変に使用された場合、症状の悪化・難治化といった形をとるため、接触皮膚炎と分かりにくいことがあります。