ロスムンド・トムソン症候群は遺伝性疾患であるため根治的な治療法はありません。患者さんには日光を避けるよう指導しますが、各種症状の原因は不明で対症療法が主体となります。いったん生じた皮膚症状への有効な治療法はなく、白内障は眼科が、骨異常は整形外科が対応します。定期的な受診により悪性腫瘍の早期発見、早期治療が可能になります。