Q7第1趾の爪先が赤く腫れて痛みます。(Q8参照)
第1趾の爪甲の側縁先端が肉に食い込んで、赤くなり、じゅくじゅくして痛く困っています。
陥入爪(爪刺し)の原因と治療法
陥入爪では、爪の側縁が食い込むことによって皮膚が赤く腫れ、強い痛みを伴います(図)。足の第1趾(親指)に生じることが多く、不適切な爪の切り方がしばしば原因となります。特に深爪によって爪の切り残しが生じると、それが棘(とげ)となって皮膚に刺さるため、陥入爪を発症しやすくなります。通常は、皮膚に食い込んでいる部分の爪のみを切除して陥入状態を解除してあげれば、陥入爪は速やかに治癒に向かいます。手術やフェノール法と呼ばれる方法で、爪の幅を永久的に狭くしてしまう治療法もありますが、爪がひどく変形するなどの後遺症を残す場合があるので、注意が必要です。



