皮膚科Q&A

皮膚科Q&Aを検索

爪の病気

Q16緑色爪
32歳、女性ですが、ジェルネイルを付けています。ところが、右手人差し指の爪が緑色に変色してきました。原因と治療法を教えてください。

印刷

 爪甲が緑色に染まるのは細菌の一種である緑膿菌の感染によるものです。緑膿菌は腸内細菌の一つです。湿った環境を好みますので、爪甲剥離症(Q9参照)などがあると、爪甲の下に侵入し、繁殖することがあります。爪甲が緑色~褐色調を示すようになります。浮き上がっている爪甲を出来るだけ爪切りで取り除いて、患部の乾燥化を計り、抗カンジダ薬の外用を行います。緑膿菌にたいしては感受性のある抗菌薬の外用をしなくても大抵は治癒します。爪甲の上に付け爪(スカルプチュア・ネイルやジェル・ネイル)をしている場合も、付け爪と自然の爪甲との間に隙間ができてきて、そこに湿潤した環境ができると緑膿菌感染を生じて変色することになります。治療としては付け爪を取り除いて、患部の乾燥化を計ります。自然の爪甲表面が変色していればヤスリで色をけずります。そして、緑膿菌に感受性のある外用剤を塗布すればよいでしょう。

ジェルネイルによる変色
ジェルネイルによる変色
カンジダ性爪甲剥離に伴う緑色爪
カンジダ性爪甲剥離に伴う緑色爪
このページの先頭へ