小児がかかるウイルスが原因の疾患を大きくまとめて言っています。 小児に影響するウイルス感染症といえば、みずいぼ(伝染性軟属腫)やいぼ(尋常性疣贅)、ヘルペス(単純疱疹)など皮膚に直接感染するもの、はしか(麻疹)や三日ばしか(風疹)、みずぼうそう(水痘)のように全身に影響を及ぼすものなど多彩です。局所的感染の疾患については他のQ&Aで取り上げられていますのでここでは全身疾患としての感染症を取り上げます。むしろ“急性発疹症”ともいわれることのほうが多いし、わかりやすいかもしれません。